体を動かさずにいると、関節の筋肉は縮んで硬くなっています。筋肉が冷えている、筋肉が固まっていて動かないという状態で筋トレをしようとすると十分なパフォーマンスを発揮できない、怪我をするリスクが高いという事になります。そこでウォームアップを行い体を温め、筋肉を動きやすくします。今回は、ウォームアップに最適なストレッチを紹介します。その名も「world’s greatest stretch」ワールド・グレイテスト・ストレッチとすごい名前のストレッチです。プロの選手も取り入れている大変効果的なストレッチです。
「世界最高のストレッチ」のメリット
- ワールドグレイテストストレッチは、股関節と胸椎の柔軟性を同時に向上させる効果的なエクササイズです。
- 他のストレッチでは複数のエクササイズを行う必要がある場合でも、ワールドグレイテストストレッチは一連の動きで全身をストレッチできます。
- 柔軟性と可動範囲が向上します。
- 身体を安定させる筋肉を強化し、可動性が必要な筋肉を伸ばします。
- バランス感覚を高め、体幹部を鍛えます。
- 体の緊張や凝りを軽減して体を楽にする。
- 怪我のリスクを軽減できます。
- ウォームアップストレッチとして素晴らしい。
- 体の重要な部分を素早くストレッチする方法です。
このストレッチが素晴らしいのは単にストレッチだけでなくヨガ的な要素や筋トレの要素も入っていて可動性が必要な筋肉は伸ばして安定性が必要な筋肉や体幹は固めて鍛えることが出来るという事です。特に股関節や胸椎といった固まりやすい筋肉をしっかり伸ばすことが出来ることから腰痛予防にも効果があると思われます。
ワールド・グレイテスト・ストレッチのやり方
- 足を腰幅に開き、腕を体の横に置き、立ちます。これが開始位置です。
- 腰から前にかがみ、手を地面に付きます。プランクの姿勢になるまで、手で歩いて前に行きます。
- 右足を前に踏み出し、右手の横に置きます。右膝は 90 度の角度で曲げ、左脚は後ろへまっすぐ伸ばします。
- 左手を地面に置いて体を支え、上体を右にひねります。右腕を空に向かって伸ばし、手の方を目で追います。胸と背中が伸びるのを感じるはずです。
- 右手を下ろし、左手の向こうへ差し込むようにします。上体を右にひねります。右腕を空に向かって伸ばし、手の方を目で追います。数回繰り返します。
- 両手をついて体を後ろへそらしながら右足を伸ばします。
- 足を入れ替えて同じように行います。
文章ではわかりにくいので以下の動画を確認してください。
まとめ
動作をゆっくりと行い、伸ばしたところで2~3秒停止するように行うと効果的です。動画を見て正しいフォームで行うようにしてください。最初はきついかもしれませんが、出来るようになると体の動きも変わってくると思います。股関節、胸椎を伸ばしながら体幹を安定させてバランス感覚を鍛えられます。筋トレ前にぜひ取り入れてください。
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